弁護士ブログ(日々の出来事)
2020年8月29日 土曜日
今週の1週間(8月24日から28日)
8月25日(火曜日) 午前中は弁論準備が1件。こちらが出廷。午後は事務所に戻り、連絡などの作業をやっているうちに、日弁連民事裁判員会の第一部会のZoom会議が始まってしまい、結局出席できないままに終わる。とても暑い日になっていて、裁判所への行き帰りがとても大変である。午前中に終わった弁論準備の次回期日のための準備に入る。相被告代理人への依頼等の作業を行う。今日は、早めに帰ってジムに行くことにする。
8月26日(水曜日) 午前中は、福岡県弁護士会の会史冊子委員会のチームでの会議。4人でのスカイプ会議。1時間で終わりにする。その後、月曜日に書いた会史のショートバージョンの修正を行う。午後には資料がそろったため、一応の完成版を作る。
8月27日(木曜日) 今日は、当番弁護士の担当日。名簿上では1番最初だったので午前中に配点がある。西警察署なので結構遠い。本当は夕方に行くつもりだったが2件目までの配点はないので、午後、西警察署に行くことにする。午後は相談1件を済ませて、その後西警察署へ。その前に、メールを見ると、明日の日弁連の民事裁判員会の資料がアップされる。資料のページ数が670頁。法制審の民事訴訟法改正部会(IT部会)議事録、各種の研究会報告書などとても大部で読み込めるはずがない。とは言いながら、接見終了後、事務所に戻って法制審議事録を読む。研究会の報告書を読むまでの時間はない(研究会報告書やそこでの議事録など読むと結構勉強になるのは間違いない。)。
8月28日(金曜日) 午前中は、昨日の当番弁護士事件の関係で、いくつかの電話連絡で終わる。午後は、日弁連の民事裁判委員会。13時から17時まで。当然ZooM会議だが、途中で西警察署に接見に行く(個人的には、酷暑の中を土日には接見に行きたくない。)。帰ってきて家族などに連絡。途中で、安倍首相の退陣のニュースを聞いたところで、今週はお終い。
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2020年8月29日 土曜日
今週の1週間(8月18日から21日)
8月18日(水曜日) 午前中は、建築訴訟の準備書面を書く。図面の説明を文章で書くのが結構大変。今日は、一日中これに掛り切りになる。酷暑になっているので(それに、コロナ禍もあるので)、特に事務所に来て相談ということはなく、個別の細切れの電話による相談」といったものが多く、それに中断されながら、午前中の続きを行う、というこ都で今日は終わる。
8月19日(木曜日) 午前中は、昨日書いた書面を見ながらの打ち合わせ。建築訴訟なので、一応自分のイメージで書いているが、専門家のポイントが法律家の位置と違っており、私の文章で、その違いが建築家にとって重要であることを法律家である裁判官に分からせるのは難しい。法的に重要な違いと言えるのか、自分でも良くは分からないところがある(その場合は、本人には、私に分からない以上は、裁判官にはもっと分からないといって、本人を説得することになる)。今回の打ち合わせでは、そういう点はあまりなく、何となく無事に終了(ただし、思い違いもあり、かなりの訂正が必要になったことがやはりわかった。)。
午後は、コロナ禍の関係での相談。事業の継続ができるのかどうか、結構難しい問題となる。いくつかのシュミレーションをしながらの相談となる。
8月21日(金曜日) 午前中は、昨日の打ち合わせに基づく諸目の書き直し。途中で裁判所に和解のために行く。午後は、午前中の続きになる。書き直しを始めると、色々と直す箇所が出てきて、相変わらず、この手の書面の作成が大変だということを再認識する。ということで、酷暑の1週間が終わる(ただし、来週もこれが続きそうである。)。
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2020年8月24日 月曜日
今週の1週間(8月18日から21日)
8月18日(火曜日) お盆休み明けの初日。午前中は、相談が1件。昼前に電話会議。原告は裁判所に、双方の代理人はそれぞれの事務所から電話会議、という少し変な形になった。原告と代理人との打ち合わせをどうしているのか不明だが、裁判所で裁判官と原告、電話で原告代理人の3者で話をするという形になるが、原告と代理人は携帯で別個に打ち合わせをするということになると思うが、少し変な感じになるように思う(手続上は、原告が出廷しているので、弁論準備期日とすることも可能なようである。)。
午後は、弁護士会の懲戒委員会。事情聴取もありびっちり2時間の委員会になった。事務所に帰って少し作業をして今日は終わりにする。
8月19日(水曜日) 今日も暑い。すごく暑い。長い準備書面を書いている途中なので、事務所から出られないので快適ではあるが、夜も遅くまで事務所にいなければならない。昼は、福岡県のITのWG(Zoom会議)だが、結構早く終わる。午後も、午前中の続きで終わる。
8月20日(木曜日) 午前中は、建築紛争事件の打ち合わせ。図面を見ての打ち合わせのため、時間が掛る。それを書面化(文章化)するのは、かなり難しい。打ち合わせは2時間。さらに書面化にはまだかなり掛りそうである。
午後は、コロナ禍によって事業が難しくなることでの相談。各種の給付金や融資だけでは乗り越えられそうもない事業者も多い。決断を迫られる者に、どれくらいの時間が残されているのか、弁護士としてのアドバイスも結構難しい。今後もそういう相談が増えそうである。
8月21日(金曜日)午前中は、和解が1件。交通事故(物件事故)。双方に損害があるが、保険会社が付いているため、それぞれの保険会社が相手に損害額(過失割合を控除した残額)を支払う、ということだと思っていたため、遅延損害金も定めなかったが、相手方弁護士から、支払い時期(履行期)を少し変えて欲しいという要望があった(先に払ってほしいという要望)。意味が良く分からず、相手弁護士に真意を聞いたら、こ知らへの賠償には保険会社を使わず、自分で払うので、その資金に充てるために先に払ってほしいという要望だった。最初から双方とも弁護士がついてたので、気が付かなかったが、弁護士費用特約を使っても翌年の保険料は上がらないということから(そのことは当然知っている)、弁護士費用特約を使いながら賠償金は自分で払うということが理由だった。相手弁護士に聞いたら、そういうこと(先に支払いをしてもらってその金を賠償金に充てる)ということが、 結構あるということだった(裁判官は初耳だったようだ。裁判外の話し合いではあるかもしれないが、同一事故なので、支払い時期をずらすのには裁判所には抵抗があるだろうと思う。)。
午後は、昨日の続きで終わる。これで今週はおしまい(今週は、日弁連のZoom会議もなく、作業ははかどった。)。
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2020年8月16日 日曜日
今週の1週間(8月11日から12日)
「密」を避けるということもあり、早めに終わりにして、ジムに行く(実は、ジムも結構空いている。皆さんマスクをしての「無言の行」になっている。ただし、教室レッスンの方が、無理やり身体を動かさせられるので、楽である。)。
8月12日(水曜日) うちの事務所も明日からお休みなので(17日までお休み)、今日は、いくつか整理作業をする。人出の多いこの時期に旅行に出るというような発想が無いので、例年のんびりとした「お盆」なのだが、今年は、新型コロナのお陰で、完全に「家に籠る」というスタイルになりそうである。高齢者に感染させないということで、「実家に帰ってくるな」と言われたということが盛んに報道されているが(そのこと自体は、そういう判断もあると思う)が、それが、周囲の目があるから帰ってきてほしくない、というのであれば、やはり行き過ぎのように思う(周囲の人への忖度とだとすると、程度の問題とは言え気になる。)。
今日からは、福岡も晴天が続きそうで、当然、熱中症への対策が問題となってくる。どうやって英気を養うか、考えたい。
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2020年8月 8日 土曜日
今週の1週間(8月3日から7日)
西日本は梅雨も明けて、いよいよ夏という時期になった。今日は、月曜日なので、いつもようなルーティン作業をする。今日からロータリーの例会はお休み。今月の中盤はお盆休みでもあるが、福岡県でのコロナの感染者数の増大を見れば、何十人が集まっての会合は当分開けないだろう。
そういうことで、事務所に籠っての書類作業ということになる。
8月4日(火曜日) 暑くなってきた。冷房の効いている事務所から出られそうもない。12時から県弁護士会での民事手続委員会(Zoom会議)に出る。少人数での1時間の会議なので、この程度なら快適である。午後も引き続き事務所に籠って、明日の日弁連の民事司法改革総合推進本部の会議資料(200頁程度)を読む。それに、やはりアップされたその後の民事裁判委員会第一部会(証拠収集部会)の資料にも目を通す。これで今日の作業は終わってしまう。
8月5日(水曜日) 午後の作業をした上で、3時から日弁連民事司法改革総合推進本部のZoom会議。30名程度の参加になっている。主な議題は2つ。一つはODR(AIを使った紛争処理)についての日弁連意見書案の検討。AIでの資料の蓄積を使って、安価に、簡易な紛争の解決を目指そうというものである(資料のそろえ方や整理の問題、運営主体の問題で適正な解決と言えるのか、弁護士法72条との関係など、将来の展望や位置づけなど検討すべき問題が多そうである。二つ目は、損害賠償法における違法利益掃き出しや、付加金による懲罰的な損害賠償を認める方向での検討の可否である。いずれも、従前の実務では、実損を超える額の賠償という形でとらえられていた問題だが、日弁連内での関連委員会への意見照会という次のステップに進もうという問題である。
5時からは、第二陣の民事裁判委員会の証拠収集部会(同じくZoom会議)。その前の会議と重なるメンバーも多く、4時間コースの会議になる。当事者照会、訴え提起前の照会、検証その他の制度について、法改正の必要性を検討するための立法事実として、会員向けに利用の有無や程度についてのアンケ―ト案を検討する会議。あまり利用されていない制度なので、使い勝手の悪さを検証しようという趣旨のものであるが、アンケート事項の検討に際しては、現状の制度の理解が必要にあるが、それぞれあまり利用していないためか、少しづつ理解が異なるようで、結構議論が細かくなる。2時間の予定が随分オーバーした会議になり、皆様、お疲れ様で終わる。
8月6日(木曜日) 今日は、広島への原爆投下の日。75年目という節目の年となる(それにしては、議論があまりされなかったように思う。)。事務所でいくつかの作業をしながら、昨日の資料を読み直す。
その他は、今書いている準備書面の検討で時間を過ごす。暑い一日だった。こういう日はジムに行こう。
8月7日(金曜日) 昨日まで書いていた準備書面が一応仕上がったので、別の作業に入る。明日は、関東弁護士会連合会での地域司法についての会合がある。ITに関係する会議であり、地域司法は、裁判のITの進行により大きな影響を受ける。裁判所の集中化による支部の廃止といった問題が生じる可能性は高い。そのため、裁判のIT化に関するWGのメンバーである以上、やはりこの問題を無視するわけにはいかない。ということで、やはりZoom会議での参加となる。そのための資料読みをする。ということで今週はお終い。
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