弁護士ブログ(日々の出来事)
2020年3月 9日 月曜日
今週の1週間(3月2日から6日)
3月2日(月曜日)新型コロナウイルスの関係で、ロータリーの例会は中止(昼食会でもあるので、中止なのはやむを得ない。)。午前中は、日弁連IT化WGの意見書検討チームの会合(スカイプで参加の予定だったが、不都合が生じて参加できず)。商事法務研究会でのIT化検討会の意見書に対する日弁連の意見書についての執行部案に対する全国の単位会や日弁連の関連委員会から意見が送られてきたため、その検討会である。さらに、5日、9日にも会合が予定されている。
午後は、4月11日、12日に予定されているロータリーの当地区での地区大会を予定通り行うかどうかの打ち合わせ。1000人程度の参加が予定されている大会であり、先週から色々な会合が中止になっていることもあり、すんなり中止という方向での検討となる。そうなると、今までの準備が全く無駄になるだけでは無く、取りやめの方向での作業にどういうものがあるかなどの検討を始めることになる。そういう作業をやることで今日はおしまい。
3月3日(火曜日)午前中は、打ち合わせが1件。午後からは、九弁連の各県からの参加者による民事裁判の連絡協議会。それが終わって、福岡高裁との協議会。高裁との協議会では、裁判官から地裁の記録(尋問調書)を見ると、主尋問での誘導尋問の例が多いが、弁護士は異議を出さないのか、という質問があった。確かに異議を出さない場合が多い。その理由は何かという点だが、通常の事件で、陳述書が事前に出されており、集中証拠調期日の場合を前提とすると、弁護士には、誘導尋問に基づく証言は信用性が低いのであるから、そのような尋問に基づく証言は最終的に証明力がゼロになってしまうはずなので、ことさらに異議を出す必要がない、また、誘導の内容が陳述書の記載内容に従っているなら、もともと予想の範囲内なので、反対尋問の際にその点を指摘すればよい、といいう感覚があると思う。他方、裁判官には異議が出されなければ、そこで終わってしまい、信用力は、他の証拠との関係で信用できるかどうかが判断されるものであって、誘導尋問による証言であるかどうかで、信用性が大きく違ってくるものではない、と考えているようである(創造なので違っているかもしれない。)。
そういえば、今日は桃の節句だったと気が付く。
3月4日(水曜日)午前中は、打ち合わせが1件。午後は、ロータリーの事務局で月曜日の地区大会の中止によって影響を受ける事項についての整理の会合。やはり、検討すべき事柄がたくさんあることが分かる。事務所に戻って、月曜日以降のIT化WGでの検討のための資料読みに入る。提出期限が過ぎたばかりなので、多くの単位会や委員会からの意見が提出されるので、読むほうも大変である。とても、これらを纏めて表にするまでには至らない。
3月5日(木曜日)午前中は、日弁連のIT化WGへスカイプで参加する。新しいパソコンなので、機器的には問題がないが、やはり2時間以上、スカイプで参加というのは結構苦しい。会議の音はそのまま拾っているので、他の作業をする余裕はない。やはり発言もしにくいところがあり、1時間30分というのは、結構苦しい。9日午前中の次回の会合までに、当初の日弁連の意見書に加えるところがあれば加えてほしい、ということになった。考えてみると、日弁連の意見書は、IT化検討会の報告書意見に対する意見にとどまり、いよいよ議論の場は法制審に移ろうとしている今、弁護士会外部と法制審に対する意見表明とする必要があるように思う。そういう観点から日弁連の意見書の内容は書き換える必要があるように思うが、それは新執行部に任されていることであり、我々が行える範囲を超えているように思う。
午後は、いくつかの作業をして、打ち合わせを入れて終わる。
3月6日(金曜日)午前中は、来週9日の日弁連IT化WGの会議での準備。午後は、建築瑕疵の事件の相談。素人にはやはり分かりにくい。2時間以上の時間をかけた説明を受けるが、もう一度記録を読み直すと疑問(というより分からない点)が次々と浮かんでくる。昨日から考えているところ(結局、個人の責任で、意見書を相当に書き直すことに決める。)は、週末にゆっくり書き直すことにして、今日はスポーツクラブへ行く。新型コロナウイルスの関係で、どうなるのかと思ったが、一応、営業は継続している(空いているので、接触はないかもしれない。)。ただ来週はどうなるのかわからない。
午後は、4月11日、12日に予定されているロータリーの当地区での地区大会を予定通り行うかどうかの打ち合わせ。1000人程度の参加が予定されている大会であり、先週から色々な会合が中止になっていることもあり、すんなり中止という方向での検討となる。そうなると、今までの準備が全く無駄になるだけでは無く、取りやめの方向での作業にどういうものがあるかなどの検討を始めることになる。そういう作業をやることで今日はおしまい。
3月3日(火曜日)午前中は、打ち合わせが1件。午後からは、九弁連の各県からの参加者による民事裁判の連絡協議会。それが終わって、福岡高裁との協議会。高裁との協議会では、裁判官から地裁の記録(尋問調書)を見ると、主尋問での誘導尋問の例が多いが、弁護士は異議を出さないのか、という質問があった。確かに異議を出さない場合が多い。その理由は何かという点だが、通常の事件で、陳述書が事前に出されており、集中証拠調期日の場合を前提とすると、弁護士には、誘導尋問に基づく証言は信用性が低いのであるから、そのような尋問に基づく証言は最終的に証明力がゼロになってしまうはずなので、ことさらに異議を出す必要がない、また、誘導の内容が陳述書の記載内容に従っているなら、もともと予想の範囲内なので、反対尋問の際にその点を指摘すればよい、といいう感覚があると思う。他方、裁判官には異議が出されなければ、そこで終わってしまい、信用力は、他の証拠との関係で信用できるかどうかが判断されるものであって、誘導尋問による証言であるかどうかで、信用性が大きく違ってくるものではない、と考えているようである(創造なので違っているかもしれない。)。
そういえば、今日は桃の節句だったと気が付く。
3月4日(水曜日)午前中は、打ち合わせが1件。午後は、ロータリーの事務局で月曜日の地区大会の中止によって影響を受ける事項についての整理の会合。やはり、検討すべき事柄がたくさんあることが分かる。事務所に戻って、月曜日以降のIT化WGでの検討のための資料読みに入る。提出期限が過ぎたばかりなので、多くの単位会や委員会からの意見が提出されるので、読むほうも大変である。とても、これらを纏めて表にするまでには至らない。
3月5日(木曜日)午前中は、日弁連のIT化WGへスカイプで参加する。新しいパソコンなので、機器的には問題がないが、やはり2時間以上、スカイプで参加というのは結構苦しい。会議の音はそのまま拾っているので、他の作業をする余裕はない。やはり発言もしにくいところがあり、1時間30分というのは、結構苦しい。9日午前中の次回の会合までに、当初の日弁連の意見書に加えるところがあれば加えてほしい、ということになった。考えてみると、日弁連の意見書は、IT化検討会の報告書意見に対する意見にとどまり、いよいよ議論の場は法制審に移ろうとしている今、弁護士会外部と法制審に対する意見表明とする必要があるように思う。そういう観点から日弁連の意見書の内容は書き換える必要があるように思うが、それは新執行部に任されていることであり、我々が行える範囲を超えているように思う。
午後は、いくつかの作業をして、打ち合わせを入れて終わる。
3月6日(金曜日)午前中は、来週9日の日弁連IT化WGの会議での準備。午後は、建築瑕疵の事件の相談。素人にはやはり分かりにくい。2時間以上の時間をかけた説明を受けるが、もう一度記録を読み直すと疑問(というより分からない点)が次々と浮かんでくる。昨日から考えているところ(結局、個人の責任で、意見書を相当に書き直すことに決める。)は、週末にゆっくり書き直すことにして、今日はスポーツクラブへ行く。新型コロナウイルスの関係で、どうなるのかと思ったが、一応、営業は継続している(空いているので、接触はないかもしれない。)。ただ来週はどうなるのかわからない。
投稿者 あさひ共同法律事務所 | 記事URL