弁護士ブログ(日々の出来事)

2019年12月28日 土曜日

今週の1週間(12月23日から27日)

 12月23日(月曜日) 午前中はいつものようにメールなどの処理で終わる。今日はロータリーはクリスマス例会で昼はなし。午後から福岡県弁護士会の会誌の打ち合わせ。以前は毎月の月報の他に年報としての会誌があった。それも29号と途絶えているということで、その続編を作りたいというのが、担当する地域司法計画委員会であり、昨年から計画していたものの、昨年は県弁護士会館建築に関する雑誌作りで終わってしまい、翌年度に引き継ぎになったということのようである。
 福岡県弁護士会の平成の歩みを残そうという企画のようであるが、確かに県独自の取組をしている部分についてはそれが可能だが、私のチーム4人組みが担当する「民事裁判(家事・労働を含む)」では、民事訴訟法、労働審判法、裁判迅速法、家事手続法などの法律改正の問題であって、福岡県弁護士会だけの問題では無いので、「さてどうしようか。何を書けばよいのか」という問題となっった。今回を逃すとまたしばらくは会誌が出せないかもしれない、ということを前提とすると、「過去・現在・未来」というような切り口になることから、
 今日のところは、これらの法律が制定されて10年、15年が経過した際に、法律専門誌が特集を組んでいるので、そこで問題とされた点についての福岡での取組みについて書くことで、令和が始まった時点での内容を書くということでどうだろうか、ということになった。チームで3万字から5万字ということなので、相当に書く必要がある。個人的には日弁連70年史に書いたところがあるので、それに書き足す程度で足りるかと思っていたがそうではなさそうなのでかなり大変である(5月までに原稿が上がるとはとても思えない。)。
 
 12月24日(火曜日)クリスマス・イブだが、結構暖かい。午前中は弁論準備が1件。この時期になると担当裁判官の来年4月の移動が気になる。もし、3月までに終結するとなると、2月には人証調べ(その前提として陳述書作成がある。)を入れる必要がある。それを前提とすると12月中には和解ができるなら和解内容を詰めて1月には和解成立を目指す必要があるが、この年末のタイミングは、その内容を詰めなければならないし、方針を決める必要がある。その積もりで臨んだ弁論準備だったが、もう一つはっきりせず、相手方代理人に直接その辺りの意向を聞くことにする。
 午後は、電話会議が1件。代理人の一人が遠方のためにやむを得ない。裁判官が訴訟物の確定等の議論をしたが、訴訟の初期ということもあり淡々と進む。私を含めて代理人は全員弁護士経験30年以上で、裁判官だけが若いという構成だったが、比較的スムーズな進行だったと思う。

 12月25日(水曜日)午前中に、IT化に向けての接続実験。相手方代理人は北九州で裁判所を交えた3者間での接続となる。私は、以前に最高裁のチームズに加入してたので、接続はばっちりのはずだったし、今年、デスクトップ用にカメラも準備していたので、準備は十分のはずだったのだが、マイクが使えなていないことが判明(裁判所と相手方代理人の画面はきっちり見え、かつ双方の音声は聞こえるのだが、こちらの音声が届いていないことが分かった。とりあえず接続はできたということで終わりになったが、改めて調べてみると、カメラ自体はマイクが付いていて音声にも対応できるはずだった。念のため、スカイプの音声(マイク)テストをしたらそこでは問題が無かった。さてそうすると原因不明ということになる。
 もう一つ、チームズなので裁判所から招待されての話になるが、その際、裁判所からの資料をダウンロードして保存する際に自分の名前を付けて保存しようとしたところ、裁判所からの資料に加工してしまったという結果が出てしまった。さらに、裁判所指定の被告のフォルダーを開くとアップロードの他に新規という個所があり、そこにはワード文書などに分かれていて、ためしにワードを開くと、そこに新しい文書を作成できるようになっている。誤ってそこを使って書面を書きそうな気分になる。自分の事務所で作ったものをアップするということが徹底されないとすると、いくつかの問題が出てきそうに思う。

 12月26日(木曜日)明日で事務所の今年度の業務は終了。ということで、とにかく明日までに提出する民事再生と破産の作業を急ぐ。色々な事情で受任してから裁判所に書類を提出するまでに時間がかかる事件は結構多い。その上、依頼者の話にどうしても納得のいかない点があれば気になってしまい、ついつい余計な資料を求めてしまい、それが送られてくるまで進めないというような事態になる。といったことがそんなに債権者は待ってくれない。とにかく明日までに提出するということで今日は終わる(あとは事務局に任せるということになるが、あれが足りない、これが足りないと言われそうである。

 12月27日(金曜日)昨日からの事件は、なんとか今日中に裁判所には提出できそう。ただし、1件は来年回しになる(そのくらいは許して貰おう。)。何となく色々なことが残ってしまったようで、その上9日間も正月休みがあるのが、何となくつらい?
  正月休みは、買い替えた自宅のパソコンの設置という作業が残っているので、それに集中しなければいけない。そういうことで事務所としては今日で今年は終わりになる。皆さん良いお正月をお過ごしください。

投稿者 あさひ共同法律事務所 | 記事URL

2019年12月28日 土曜日

今週の1週間(12月23日から27日)

 12月23日(月曜日) 午前中はいつものようにメールなどの処理で終わる。今日はロータリーはクリスマス例会で昼はなし。午後から福岡県弁護士会の会誌の打ち合わせ。以前は毎月の月報の他に年報としての会誌があった。それも29号と途絶えているということで、その続編を作りたいというのが、担当する地域司法計画委員会であり、昨年から計画していたものの、昨年は県弁護士会館建築に関する雑誌作りで終わってしまい、翌年度に引き継ぎになったということのようである。
 福岡県弁護士会の平成の歩みを残そうという企画のようであるが、確かに県独自の取組をしている部分についてはそれが可能だが、私のチーム4人組みが担当する「民事裁判(家事・労働を含む)」では、民事訴訟法、労働審判法、裁判迅速法、家事手続法などの法律改正の問題であって、福岡県弁護士会だけの問題では無いので、「さてどうしようか。何を書けばよいのか」という問題となっった。今回を逃すとまたしばらくは会誌が出せないかもしれない、ということを前提とすると、「過去・現在・未来」というような切り口になることから、
 今日のところは、これらの法律が制定されて10年、15年が経過した際に、法律専門誌が特集を組んでいるので、そこで問題とされた点についての福岡での取組みについて書くことで、令和が始まった時点での内容を書くということでどうだろうか、ということになった。チームで3万字から5万字ということなので、相当に書く必要がある。個人的には日弁連70年史に書いたところがあるので、それに書き足す程度で足りるかと思っていたがそうではなさそうなのでかなり大変である(5月までに原稿が上がるとはとても思えない。)。
 
 12月24日(火曜日)クリスマス・イブだが、結構暖かい。午前中は弁論準備が1件。この時期になると担当裁判官の来年4月の移動が気になる。もし、3月までに終結するとなると、2月には人証調べ(その前提として陳述書作成がある。)を入れる必要がある。それを前提とすると12月中には和解ができるなら和解内容を詰めて1月には和解成立を目指す必要があるが、この年末のタイミングは、その内容を詰めなければならないし、方針を決める必要がある。その積もりで臨んだ弁論準備だったが、もう一つはっきりせず、相手方代理人に直接その辺りの意向を聞くことにする。
 午後は、電話会議が1件。代理人の一人が遠方のためにやむを得ない。裁判官が訴訟物の確定等の議論をしたが、訴訟の初期ということもあり淡々と進む。私を含めて代理人は全員弁護士経験30年以上で、裁判官だけが若いという構成だったが、比較的スムーズな進行だったと思う。

 12月25日(水曜日)午前中に、IT化に向けての接続実験。相手方代理人は北九州で裁判所を交えた3者間での接続となる。私は、以前に最高裁のチームズに加入してたので、接続はばっちりのはずだったし、今年、デスクトップ用にカメラも準備していたので、準備は十分のはずだったのだが、マイクが使えなていないことが判明(裁判所と相手方代理人の画面はきっちり見え、かつ双方の音声は聞こえるのだが、こちらの音声が届いていないことが分かった。とりあえず接続はできたということで終わりになったが、改めて調べてみると、カメラ自体はマイクが付いていて音声にも対応できるはずだった。念のため、スカイプの音声(マイク)テストをしたらそこでは問題が無かった。さてそうすると原因不明ということになる。
 もう一つ、チームズなので裁判所から招待されての話になるが、その際、裁判所からの資料をダウンロードして保存する際に自分の名前を付けて保存しようとしたところ、裁判所からの資料に加工してしまったという結果が出てしまった。さらに、裁判所指定の被告のフォルダーを開くとアップロードの他に新規という個所があり、そこにはワード文書などに分かれていて、ためしにワードを開くと、そこに新しい文書を作成できるようになっている。誤ってそこを使って書面を書きそうな気分になる。自分の事務所で作ったものをアップするということが徹底されないとすると、いくつかの問題が出てきそうに思う。

 12月26日(木曜日)明日で事務所の今年度の業務は終了。ということで、とにかく明日までに提出する民事再生と破産の作業を急ぐ。色々な事情で受任してから裁判所に書類を提出するまでに時間がかかる事件は結構多い。その上、依頼者の話にどうしても納得のいかない点があれば気になってしまい、ついつい余計な資料を求めてしまい、それが送られてくるまで進めないというような事態になる。といったことがそんなに債権者は待ってくれない。とにかく明日までに提出するということで今日は終わる(あとは事務局に任せるということになるが、あれが足りない、これが足りないと言われそうである。

 12月27日(金曜日)昨日からの事件は、なんとか今日中に裁判所には提出できそう。ただし、1件は来年回しになる(そのくらいは許して貰おう。)。何となく色々なことが残ってしまったようで、その上9日間も正月休みがあるのが、何となくつらい?
  正月休みは、買い替えた自宅のパソコンの設置という作業が残っているので、それに集中しなければいけない。そういうことで事務所としては今日で今年は終わりになる。皆さん良いお正月をお過ごしください。

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2019年12月28日 土曜日

今週の1週間(12月16日から20日)

 12月16日(月曜日) 午前中はいつもの作業。昼はロータリー。その後4月の地区大会で出演をお願いする精華女子高吹奏楽部を訪問して演奏を正式に依頼する。その後事務所に戻り、いくつかの作業をする。そうしているうちに、明日の日弁連の民事裁判委員会の資料がアップされる。2冊で450頁の膨大な資料。裁判のIT化検討会の最終報告案、動産担保法制に関する議論の進行の資料などとても膨大。資料は、データのまま保存となる。少しだけ事務所で読んだが、とても読み切れない(正確には読んでもすぐには理解できない。)。
 
 12月17日(火曜日)今日は、東京へ。日弁連の民事裁判委員会。11時から最初の部会。当事者照会などの証拠収集制度についての会員胸向けアンケートの検討。立法化に向けての資料作りの一環としてのアンケートだが、なかなかアイデアがまとまらない。法律家らしく正確に意見を聞こうと思うと質問が長くなったり、同じような趣旨の質問を重ねることに対する疑問が出されたり、自由記載欄が大きくなったりする。個人的には、回収率を高めるために、自由記載欄を少なくし、いくつかの選択肢のなかから直感的に選んでもらう(直観を確かめるために同じ趣旨の質問を何処かに重ねてその回答に矛盾がないかを確かめる、といった仕組みの方が良いかと思うが、なかなかそうあはならない。
 午後は、全体会議。IT化についての議論やその他の議論もあり、5時までびっちりの会議となる(他の部会はさらに8時までやるということである。)。ご苦労様ということで、7時頃の飛行機で福岡に帰る。

 12月18日(水曜日) 午前中は、2時間を掛けてのみっちりとした打ち合わせ。債権法改正を目前に控えた書式の変更に関する打ち合わせ。午後は、ロータリーでの会議。来年4月初旬まであと4ヶ月を切っている(正月を超えると3ヵ月になる)。関係者に送付するパンフレットの内容の打合わせなど細かな作業がメインになる。このため、結構時間がかかるがやむを得ない。3時間の会議を終えて事務所に戻る。その後、事務所で事務所の作業。

 12月19日(木曜日) 午前中は、年賀状の文案の確定などの年末の作業。昼は、ロータリーの関係でのメーキャップをして、家庭裁判所へ。相続事件が概ね解決し、今日が調停成立日の予定だったが、そのとおり無事に成立した。事務所に戻って、破産事件の打ち合わせ。個人の破産だが、住宅ローンの残債務(平成15年のマンション購入債務の連帯保証人で、平成24年に任意売却したものの残債務があり、それを請求されたもの)が1件だけの債務者の相談。これまで主債務者の現状(支払能力と支払実績)と連帯保証人であり、一部の支払いで残連帯保証債務の免除と言う解決方法が考えられないかを交渉してきたが、解決が難しいということで破産を選択せざるを得ないようになっている。他に債務がないため、かなり残念な選択となってしまった。

 12月20日(金曜日) 今日は事務所で、少し前から始めている小規模民事再生事件の続きをやる。通常再生事件の申立ては何件かやっているが、小規模個人再生は随分久しぶり。書式の変更があり、エクセル表示となったためすごく手間取る(集める資料の意味が良く分からないものもあるし、ついつい丁寧に調査したことが不要となることもあってその辺の塩梅が良く分からない。ということで、ほぼ1日かけて色々とやるが、やはり、全部終わらないまま今週は終了してしまう。
 

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2019年12月15日 日曜日

今週の1週間(12月9日から13日)

 12月9日(月曜日) 身内に不幸があり、昨日の通夜に続いて今日は告別式。このため、今日はお休み。ロータリーも当然お休み。

 12月10日(火曜日)午前中は事務所へ。昨日のお休みのためやっておく必要がある作業をする。午後は、13時発の飛行機で東京へ。日弁連のIT化WGへ。いよいよ来年2月に商事法務研究会のIT化検討会での意見書案がまとまりそうな状況を前提に、WGが提出する日弁連内部での意見書案の最終的な検討に入る(正確には、当WGの案について、執行部で検討の上、作られた案を各単位会や関連委員会へ意見照会し、その結果に基づく最終稿を日弁連の意見書として発表するということになる。やはり、問題点は、IT化について、現行法に基づくフエーズ1の実施、その後の状態について、しばらくの間、ITと書面を併用するが、弁護士についてはITを義務付けるということについて、特別な訴訟手続をどうするのか、と言った点ではないかと思う。
 夕方の飛行機で福岡に戻る。先発の飛行機が福岡空港でバートストライク(飛行機と鳥の衝突)で、このため、後発の私の乗った飛行機は、響灘上空を3周して待機、最近の飛行機では、飛行機の進行状況を客室のテレビにもきちんと映し出すようになったため、3周回っている航跡(飛行機の場合は言い方が違うかもしれない)が、きれいに映し出されていて、それに妙に感心してしまった。とにかく30分遅れで福岡空港に到着。ご苦労様でした。

 12月11日(水曜日) 朝、小倉の法廷へ(初回の弁論期日が9時30分に指定されていたため、いつもより少し早く家をでる。)。刑事などで判決期日で9時45分とか50分という指定はあるが、9時30分は珍しい。公示送達事件であるということも影響しているのかと思ったが、書記官に聞いたところ、結構この期日の指定は有るらしい。とにかく公示送達事件なので3分で終了(登記請求事件なので、判決を得て確定させなければならない)。そして、福岡に戻ったら、10時30分には事務所に着いた(9時35分に裁判所を出て9時51分の新幹線に乗り、博多駅で10時14分の地下鉄に乗れたので)。すごく得をしたような気分になった。
  その後は、事務所でひたすらまじめに作業をする。

 12月12日(木曜日)今日は、事務所の忘年会(本当は、クリスマス会なのだが、会場が和食の店なので、忘年会となってしまった。)。そのうえ、参加者の一人がインフルエンザにかかってしまい、少しさびしくなったが、もともと、お店に無理を言って豪華にしてもらっていたので、とても贅沢な内容になった。

 12月13日(金曜日)午前中は事務所で。午後は、ロータリーの地区大会の会場の下見。30分程度で終了。当日のプログラムのイメージに基づくステージ上での立ち位置の確認、控室からステージまでの動線の確認や、受付場所に確認など、頭の中に入っていたつもりだったが、実際に見てみると少し窮屈だったりするよう思う個所などあって考え直す必要があった。
 明日の打ち合わせがあるので、今日は早めに終わりにしてジムに行くことにする。

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