弁護士ブログ(日々の出来事)

2019年5月25日 土曜日

今週の1週間(5月20日から24日)

 5月20日(月曜日)いつものように始まった。昼はロータリーへ。その後労働委員会へ。公益委員会と総会、その後打ち合わせをして、事務所に帰ったのは5時になっていた。ロータリーの地区大会の前の年度の各事業について、次年度担当するクラブへの引継ぎのための資料作りを始める。

 5月21日(火曜日) 午前中は来客が1件。その後、準備書面を作成。昼は弁護士会の民事裁判委員会へ。その後刑事事件の判決。その後、民事の控訴事件(交通事故)の初回。1回結審となり、裁判所から和解案が示される。当方のみの控訴で相手が付帯控訴していた。和解案は当方に厳しい案なので、場合によったら控訴の取下げも検討しなければならないかもしれない。
 事務所に戻って、少し作業をして、今日は、ジムに行くことにする。
 
 5月22日(水曜日) 今日は結構余裕がある一日となった。中央労働委員時報の巻頭言を書く。原稿自体は結構前に作っていたが、再度書き直す。それとは別に準備書面を作成し、その後は、月曜日から始めた次年度のクラブへの引継ぎ資料を作成を継続する。

 5月23日(木曜日) 相談が1件。その後、4月末に申立てた労働審判事件の申立書の訂正作業。過去の事実に関する問題であり訴えの利益に関する問題で、少し納得できないが、早期に初回期日を設定するために訂正をすることにする(7月初めになりそうだ。)。
 今日もジムへ。

 5月24日(金曜日) 相談が1件。会社の売掛金の未収に関する問題で、未収金の回収の問題もあるが、ここまで放置されていたシステムが理解できない。どこかでチエックがされるようになっていたはずだが、そうなっていなかった。時間的に余裕があったので、来週の日弁連民事裁判委員会の事前配布資料を読む。最高裁民事局との協議の内容等興味深い内容だった(民事局側の意見も興味深いが、弁護士会側の他の弁護士の意見も思いがけない意見もあって、こちらも興味深い。)。
 そういことで、今週はお終い。
 

投稿者 あさひ共同法律事務所 | 記事URL

2019年5月19日 日曜日

今週の1週間(5月13日から17日)

 5月13日(月曜日) 午前中は、いつもと同じような月曜日となる。ただ、先週の土曜日のRCの会合(地区研修協議会ということで800名以上が参加)の関係でのお礼状を出す(要するに起案)する必要があり、それで少し時間を取られる。昼はロータリー。午後は内容証明郵便などを起案して、その後、明日の刑事事件の準備。簡易裁判所の国選事件で、保釈になったうえ、被告人の住所地が遠方のため、直接会っての打ち合わせができず、ゴールデンウイークもあって被告人や証人との打ち合わせが前日になってしまった。予め弁論要旨は書き上げていたが、少し足りないと思っていたところ、やはり少し足りないところが分かった。1時間くらい打ち合わせをして、弁論要旨を書き直す。夕方からは、ロータリーのテーブル会。スペイン料理を堪能。それでも明日の刑事事件がとても気にかかったままで終わる。

 5月14日(火曜日) 10時から刑事の法廷。初回結審を前提に進めるが、動機の点で十分納得できていない(すーと落ちていかない)ところがあったが、被告人が被告人質問で、思いがけず自分の言葉でしっかり証言し、動機の本当のところが少しわかったような気がした。そういうこともあり、結審までしっかり1時間かかり、法廷から事務所に戻ると結構疲れていた。その後、交通事故の事件(当方が控訴)について、相手から付帯控訴があった事件の準備書面(反論書)を作る。もともと証拠の多くない事件なので、お互いが言いたい放題というようなところがあり、きちんと事実を詰めて行って反論するというのが難しい(というより、手が掛かって面倒)。何となくの反論になってしまうが、うちの事務局からストップがかかってしまい、大幅な書き直しになる(明日頑張ろう)。
途中で相談。土地の開発行為に関する問題で、地元の市から開発行為の許可が出そうだということで色々進めてきたが、許可が出ない見込みになったということでの相談。分からないことも多く(許可が出るために努力をしたということをどういう事実があれば認められるか)が結構難しそうである。

 5月15日(水曜日) 午前中は、昨日の付帯控訴の反論書を書き直し、今日の提出となる。午後は、少し溜まっていた書類の見直しと終わっている記録の整理をする(なんとなく記録棚に残っている事件記録があり、それを既済記録として整理するのは必要な資料とシュレーダーで処分したほうが良い部分との選り分けには結構時間がかかる。)。この作業は本来ゴールデンウイーク中にやる予定だったのが遅れていた。その他、ロータリーの次年度への引き継ぎのための資料作りを始める。どこまで引き継ぐ資料とするのかを決めるのも結構面倒である。説明のために新たに説明文書を作るのかも悩ましい。分かってもらうためには、書いておく必要があるが、どの程度のものが必要なのかの判断は結構難しい。そういういことで、今日は少し遅くまでかかる。

 5月16日(木曜日) 明日は、日弁連のIT化ワーキンググループの会合。毎月ある商事法務研究会の弁護士会出席委員のバックアップ委員会であり、そのためには、結構難しい議論をすることになる。各地の地裁と弁護士会では模擬裁を実施しているが、いよいよ2020年2月から試験的に実施す庁として、東京地裁(一部の部)など8庁が選ばれ、福岡地裁も対象となった。当然だが現行法下での運用なので、どの程度のことが可能なのかまだ分からない。訴え提起は電子情報処理組織による申立て(民事訴訟法132条の10)に基づく申立てで行うことが可能になるが、裁判所としても、事件を選びかつ双方の代理人の了解を得てということになるので、スタートから電子情報処理組織による申立てではなく、訴状はこれまで通りの事件の中からえらんで、口頭弁論や準備手続については、書面による準備手続(176条)を使い、その際にウエッブ会議を開催するということになる可能性が高い。そこで、ウエッブ会議でどこまでやれるのかということを知りたいというような点、そして、その際の接続などの技術的な問題の有無についても、検討するということになろう。

 5月17日(金曜日) 昼の飛行機で東京に行くため、今日の日弁連のITWGの資料を読む。商事法務研究会での議論の対象の提案に、全弁護士にIDを与え、当該事件についてそれまで交渉していた者の代理人となる弁護士が判明している場合は、その者にシステム送達(裁判所からIDを伝え、裁判所のシステムに入って受領するように伝え、訴状の送達がされたものとして扱う)がすることが提案されている。この全弁護士にIDを与えるということは、原告代理人となる場合も、紙ではなくウエッブを使った申立てを義務付けることを前提とするものではないかと思われる。
 実際の委員会は3時間以上かかり、今後もしばらくは、かなりの作業量が必要になると思われる。

投稿者 あさひ共同法律事務所 | 記事URL

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