弁護士ブログ(日々の出来事)
2015年10月23日 金曜日
今週の1週間(10月19日から23日)
10月20日(火曜日) 午前中は、23日(金曜日)が期日の事件で、昨日受け取った準備書面に対する反論の準備書面を作る(次回以降の進行のためには、金曜日の期日で決める必要があるので、争点を絞る方向での準備書面を早く提出する必要があった。)。午後は相続事件の打ち合わせ。それから、民事再生事件で23日(金曜日)に予定されている債権者説明会での報告書の作成に取り掛かる。夜は、RCでのテーブル会に出席で、今日はお仕舞。
10月21日(水曜日) 午前中は弁論準備が1件。その後は、民事再生での報告書作成に。リース料債権をどう取り扱うのか、事業継続に不要なリース契約の処理が、実際にリース物件を返還できるのかも絡んで判断が難しい。途中で相談が1件。4時から法律相談センターの担当に当たっていたが、相談予定者が無いということでキャンセルとなる。このため、5時30分から家裁での勉強会に出ることができた。面会交流について少し議論する。その後、午前中の事件の依頼者に来てもらい、協議する。
10月22日(木曜日) 午前中は、債権者説明会んも説明書の作成の続き(資料作りも結構大変である。民事再生は再生する企業の情報を債権者に適切に開示することが、債権者から再生を支持してもらうためにも重要である。)。午後は、労働委員会、その後の研修で、新しい労働者派遣法について1時間ほどレクチャーを受ける。事務所に戻ったが、今日は早く帰ってジムに行くことにする(2時間頑張ってお仕舞。)。
10月23日(金曜日) 午前中は弁論準備が1件(火曜日に頑張って書面を作成した事件)。結局、次回は、期待していた現場での進行協議期日となる。その後は、来週に予定されている労働委員会での審問期日の準備(前回の尋問調書ができていたので読む。)。3時過ぎから民事再生事件での債権者説明会。代表者に挨拶をしてもらった後30分ほどかけて今後の予定も含めて説明する。監督委員のY先生からも説明をしていただく。1時間ほどで終了したが、まだスタートしたばかりで、債権者の皆さんも、民事再生事件の意味が理解しにくいところもあるようだったが、特に質問が出されることもなく無事に終了。夜は、月曜日に引き続いて警察署へ少年の絵接。9時過ぎに終わって、今日は終了とする。
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2015年10月17日 土曜日
今週の1週間(10月13日から16日)
10月14日(水曜日) 午前中は、裁判所で破産の債権者集会。配当予定も決まっており、特に問題は起こらないと思う。帰りに再生係による。やはり、以前とはかなり違っているようで、申し立ての事前に相談に来るようにと言われる。話によると事業者の27年の民事再生申立ては、福岡地裁本庁で1件のみということで、そんなに少ないのかと少し驚く(もちろん、少なくなっていることは知っていた。)。再生事件なので、企業のイメージなど説明して、慌てて申立書を作る。手形のない事件なので、支払い禁止の保全をとることを急いでいなかった。とりあえず、夕方には、申立てが完了。少年事件の勾留期限が今日で満了したのに、家裁から連絡(審判期日の打ち合わせなど)がない。
10月15日(木曜日) 12時の飛行機で東京に行くので、午前中に、民事再生の件で裁判官に会いに行く。裁判官も記録を読む時間が無かったようで申し訳なく思う。負債総額2億7000万円程度の小型の事件となった。電話での別件の相談をこなして、少年事件の経過が気になりながら確認もできないまま東京に向かう。
後は事務局に任せて日弁連に向かう。最高裁協議(基盤整備部会)である。日弁連に向かう途中で、予納金200万円に決まったとの連絡があり、急いで納付する(そうしないと決定も出ず、先に進まないので)。4時から最高裁との協議。基盤整備部会での正式協議も8回目となり、協議が始まってほぼ1年となった。いよいよエンドを見据えて、この日は、これまでの協議を踏まえての最高裁側から具体的な考えが示された。支部での労働審判の実施、非常駐支部の常駐化の問題、開廷日の問題など、運用に関する問題を含めて結構な検討の機会となったと思う。最高裁から示された具体的な内容をここで開示することはできないが、これまでの協議の結果を踏まえれば、それなりの成果はあったと思われる内容だった。
この日は東京泊り。スカイツリーの近くのホテルとなったために、夜は、スカイツリーの(周囲)の見学(時間が遅い)となる。カラッとした夜で、ぶらぶら歩きには良い宵だった(スルーして下さい。)。
10月16日(木曜日) 9時の飛行機で福岡に戻る。西日本は晴天。大阪、岡山、広島の上空を通るので、最高裁との基盤整備部会で検討した姫路、福山、下関などの上空を過ぎる。12時前に事務所について、民事再生の支払い禁止の主文の内容の打ち合わせをして、午後に保全命令と監督命令が出される。民事再生では、これから後の債権者説明会などのスケジュールが結構厳しい。監督委員のY先生と日程の打ち合わせをして、弁護士説明会の会場を抑え、そのスケジュールを載せた説明会の案内文書を作成して、それを発送して今日はおしまい。気になっていた少年事件は、再逮捕されたことが分かった。
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2015年10月 9日 金曜日
今週の1週間(10月5日から9日)
今週は、晴天が続いている。
10月5日(月曜日) 午前中は、相続事件に絡んで預金通帳にらめっこ。昼前に弁護士会へ。最高裁協議の進行の様子について福岡県弁護士会執行部への説明へ。その後はあわててRCの例会へ。実は9月は1度も出席していない(第1週は司法研修所、第2週は台湾へ。第3週はシルバーウイークでお休み。第4週はに日弁連の民事裁判委員会)。その後、事務所にこもって午前中の続きで数冊の預金通帳間での預金の動きを探す(トランプの神経衰弱と同じで、記憶力の減退がつらい。今日は途中で終わり。
10月6日(火曜日) 午前中は、相談が2件。昼は9月28日のRCの欠席のためのメーキャップへ行く。実は同じクラブの使用するホテルなので、昨日と同じ料理ではないかと恐れた(数年前にはそれを経験した)が、今日は和食でほっとする(ちなみに昨日はハンバーグで、結構おいしかったとここでほめておく。)。
午後は、民事再生事件でこちらも決算書(勘定科目明細書)と帳簿を読む。4時過ぎから交通事故の電話会議。物損事故の事故状況の場合、確たる証拠がないので、手繰りでの主張となる。その語は、民事再生事件の続き。
10月7日(水曜日) 連日やっていた相続事件を依頼者と打ち合わせる。二人で通帳と格闘する(まあとりあえずのメドがついて少し安心する。)。昨日の続きで別件の相談を受け、午前中はお仕舞。午後は、明日からの労働委員会の九州公益委員会の準備を少しやり、その後は、3時30分から5時まで最高裁協議基盤整備部会のための準備会(電話会議)。電話会議はやはり疲れる。それから打ち合わせを2件。
10月8日(木曜日) 鹿児島に向かうまでの2時間を大事に使おうと思っていたら、警察署より電話があってその対応に時間がとられる。その後、あまり時間使えないうちに11時30分となり、事務所を出る。2時からの鹿児島での会議に滑り込む。協議テーマは労働委員会での審査事件における「和解」。鹿児島県労働委員会から立会団交(労働委員会が立ち会って団交がおこなわれるよう、立ち会う)の例が示された。結局数回の団交が労働委員会の立会下で行われということであり、大分苦労されたようである。膨大なエレルギーを費やされたかと思う。本来、団交は労使双方で行われるべきものなので、すぐに過保護になってしまうのではないかとも思われる。会議の後半は、中労委の公益委員からのお話し。懇親会でも話題となったが、審査事件を裁判に類似した形のものと理解するのか、行政行為と考えるのかで、個々の規定の解釈に微妙な違いが出てくるようである。
10月9日(金曜日) 鹿児島を8時前の新幹線で出ると、9時35分には福岡の事務所に着く。半日、事務所にいないと、色々なメールがたまり、チエックに1時間はかかる(問い合わせに対してこちらから電話するので、かなり面倒で時間がかかる。)。少し、ほかのことをしていたら、午後は労働委員会(公益委員会議と総会)。組合審査案件が多く、聞いているだけだが疲れる。事務所に戻って、8時過ぎに先週の少女(少年事件の被疑者)に会いに行く。調書ができたのかどうかを確認するだけで結構疲れる。少女とあ余り話すこともなく、短時間で終わる。これ今週はお仕舞。
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