弁護士ブログ(日々の出来事)
2015年7月31日 金曜日
今週の1週間(7月27日から31日)
7月28日(火曜日) 午前中に高裁での和解(成立)。その後は、何件かの打ち合わせ。午後は、鑑別所に向かう。帰りのタクシーが拾えず苦労する(暑かった。)。ようやく事務所に帰りついて少し作業。ジムに行くために、早く事務所を出る。
7月29日(水曜日) 真面目に事務所で過ごす。成年後見の報告書の作成などの作業。午後は高裁で和解(成立)。その後、民事再生事件での最初の打ち合わせ。もう一件の訴訟事件の打ち合わせで、今日はお仕舞。
7月30日(木曜日) 今日は、日弁連へ(民事裁判委員会)。委員長を退任したので楽な気持ちで出席。とにかくこれで一日が終了。
7月31日(金曜日) 午前中は打ち合わせ。取締役会の権限についての簡単な意見書を作成。午後は、民事再生の2度目の打ち合わせと他2件の打ち合わせで終わる。
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2015年7月25日 土曜日
今週の1週間(7月21日から24日)
7月21日(火曜日) 火曜日から始まる。午前中は、電話会議。遠くの簡易裁判所での物損(交通事故)事件。最近増えた駐車場内での事故。事故態様での過失割合の類型化の蓄積が十分でないため、争いになる場合が増えたように思う(駐車場内なので、低速で進行するため、人身事故は少なく、物損事故にとどまる場合が多い。そのため、弁護士特約付き保険のために訴訟が増えたように思う。
午後は、弁論準備が1件。裁判所が夏季休廷期間に入ったことから、法廷でも人が少ないように思う。夜は、最高裁協議のための準備会(電話会議で参加)。
7月22日(水曜日) 午前中は相談業務で終わる。午後もその続きと成年後見事件での記録の整理で終わる。その後、新件の慰謝料請求事件(被告)をペーパーに纏めてみるが、穴がたくさんあるのでやり直し。
7月23日(木曜日) 朝、少し事務処理を済ませて、小倉の裁判所で、破産の債権者集会(申立代理人)として出廷。午後は、事務所で、昨日まとめた事件での打ち合わせ。その後、弁論準備と破産の債権者集会(破産管財人)に出る。今日は、ジムに行く。
7月24日(金曜日) 午前中は相談、午後は、昨日の打ち合わせのまとめで終わる。最初の段階から少し詳しく書くのかどうか、こちらが考える事実関係を、どのようなトーンで書くのか、再度検討する異にする。
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2015年7月18日 土曜日
今週の1週間(7月13日から17日)
7月14日(火曜日) 9時30分に日弁連会館へ。日弁連と最高裁との民事司法に関する協議(基盤整備部会)の事前会合と協議に出席。2時間みっちり協議を行い、その後、次回への準備会となる。今日は、午後に別の協議(証拠集部会)も予定されており、最高裁側のお二人(総務局課長と参事官)は、5時間ほど日弁連会館にカンヅメとなる(ご苦労様です。)。
私は、2時25分の飛行機で福岡へ戻る。途中、富士山が赤富士になっていて山肌が美しかった。
事務所に戻って、いくつか作業(昨日の陳述書に合わせて、準備書面を手直しする。)。
7月15日(水曜日) 今日は、博多では「祇園山笠」の朝だった(残念ながらTV中継も見なかった。)。9時に労働委員会へ行く。審査事件の調査期日(弁論準備期日とほボ同じ)。双方に弁護士が付いていることもあって、口頭での議論で争点整理を進める(このため、双方対席で1時間以上を要した。お互いの準備書面は出されてるので、事実関係に争いのある点、評価に争いのある点を確認する。どうしても争点が拡散し、評価の点でのモノサシにずれがるので、少し、当方で考えているモノサシの説明もする(モノサシが問題と思うなら、その後の行政訴訟で裁判所の判断を仰いでほしいということになる。)。
午後は、真面目に、いくつかの書面を書く。訴状も出しておしまい。
7月16日(木曜日) 午前中は、弁護士会の法律相談(3時間)。4件をこなす。ただ2件の債務整理については、債権者数も少ないこともあって、同じ階にある都市型公設事務所(あさかぜ基金法律事務所)に依頼する(形式は、継続相談として、他の弁護士を紹介したこととする。)。
午後は、結構重い事件の相談が一つともう1件。今日は、早めに終わりにしてジムに行く。
7月17日(金曜日) 今日は、内部で事務処理。書面を作る。結構重めの準備書面(20p)をもう一度書き直す。分かりやすくすうrために、少しシンプルな構成に変更する。そういう作業をやっていたら、今週も終了した。
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2015年7月11日 土曜日
今週の1週間(7月6日から10日)
昼はRC。事務所に戻って、午後は、もう1件、高裁での弁論準備。
7月7日(火曜日) ご縁中は、いくつかの打ち合わせで終わる。1時間ほどかけて契約書を見る。銀行の金融商品について、説明を受ける。その後、高裁での弁論準備。2日間で高裁3つの部で話をしたことになる。やはり各部で少し違うように感じる(主任裁判官の期の違いもあるので、良くわからないところもあるし、合議を経ての話だと思うが、どの程度突っ込んだ合議をしているのかについても、違いがあるように感じる。)。
午後は、相談があったほか、担保取消しで、結構面倒な処理をする。複数名での供託の取戻し際の委任状おため、面倒な手続きとなる。少し時間があったので、実施が迫ってきた「マイナンバ-」について、真面目に読み直す。今日は、スポーツジムへ行く。
7月8日(水曜日) 午前中は、労働委員会での審査事件の準備(裁判官のように、真面目に双方から提出された書面と証拠を読む。)。
午後は、相談が続き、4時から最高裁協議のための打ち合わせ会議(電話会議で参加)。その後、交通事故の件で打ち合わせ。
7月9日(木曜日) 午前中は、事件関係での打ち合わせなどの相談業務で終了。午後は、飛び込みの相談が1件あったほかは、先週書き上げた準備書面18pを読み直して、わかりやすいように手を入れる。反訴や訴訟告知も考える。
7月10日(金曜日) 午前中は、相談業務でつぶれる。午後は、労働委員会で事務局との打ち合わせ。事務所に戻って、いくつかの作業をしていたら、遅くなってしまった。
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2015年7月 3日 金曜日
今週の1週間(6月29日から7月3日)
午後は、労働委員会。その前に、最高裁から民事の上告棄却の決定が届く(少し悲しい。)。火災保険金請求事件で、保険契約者と保険会社の争いに、当方は物上代位を行使して権利主張参加した。1審、2審とも契約者敗訴(当方も敗訴)で、契約者が上告。当方は上告をしなかったが、権利主張参加なので、被上告人となっていた。上告して1年半で、適法な上告理由に当たらないということで上告棄却。事実認定なのでやむを得ないかもしれない。考え直してみると、控訴をしなくても、被控訴人になっていたように思う(印紙代が勿体無かったのかもしれない。)。
このほかに、真面目に訴状を一つ書く。
6月30日(火曜日) 午前中は、民事の控訴審が1件。初回だが、結審したうえで和解期日を入れられる。福岡高裁は、民事が5ケ部。どの部も少しやり方が違う(部総括が変わると少し変わるということもあるかもしれない。)。このところ4件ほど控訴審が続いたが、いずれも1回結審ではなく(第1回期日を入れずに、しばらく主任裁判官のみで進行させ、その後に第1回期日を入れるという部や、第1回期日はいれて、その後に主任裁判官で進行して、最後に戻すというやり方もあるようだ。高裁なので、詰めた合議をして主任裁判官に任せているのかどうかがこちらには分からない。ただ、1回結審した後、その後に主任裁判官で和解を進めるというやり方の場合、合議が詰められたものになっているはずだが、本当にそうなのかは分からない(1審での審理が十分に尽くされているのかどうかにもよると思う。)。
午後は、和解が1件。これも、結構難しい事件で、裁判官も判決を書くとなると難しいと言っていた事件。とにかく、なんとか和解にする。原告は本人訴訟で、当方は被告。終わった後、原告本人から、別の場所で会えればよかったですね、と言われる。本人訴訟の場合は、相手方にある程度信頼されるということが、和解の重要なポイントなので、それができてよかったと思っている。
7月1日(水曜日) 今日から2015年も後半に入る。月初めには、これまでの個人事件で、毎月払いとなっている事件で、相手から金が入っていないという連絡がかかってくることが多い。今日もやはり電話があり、相手の代理人に連絡を取ることになる(実はこれがけっこう面倒。事件終了で委任関係も終了という弁護士も多い。)。
その後は、真面目に、もう1件の訴状を書く(10枚ぐらい。)。
7月2日(木曜日) 今日も、午前中は昨日の続き。午後2時の飛行機で日弁連の最高裁民事局との協議へ出席。その前に、判例タイムズ7月号(1412号)が配達されたので、その中の「争点整理の現状と課題」という大阪地裁の裁判官が連名で書かれた記事を読む。その中で、日弁r連民事裁判員会が研究者や裁判官をお呼びして開いた「争点整理で7割決まる」というシンポジウムの内容(判タ1405号)が結構引用されているのに気が付く。「口頭協議」「安定的心証開示」などについての議論が紹介されている。記事の中で気になったのが、末尾近くに「人証調べの前後で、裁判所の印象が違ってきたケースが以前に比べて増加しているとの指摘があった」という記載である。これは、裁判官からの指摘だろうと思うが、そのようなことは、記事に書かれている方策を実践してそのようなことの無いようにしたとしても、やはりそういう事件が一定以上存在するということを素直に認めた記載であり、興味深く読めた。
7月3日(金曜日) 午前中は、東京で、別の弁護士と打ち合わせ(残念ながら事件の打ち合わせではない。)、。午後の飛行機で福岡に戻る。相手方から送られてきた準備書面などを読みながら、終わりにする。
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