弁護士ブログ(日々の出来事)

2014年4月26日 土曜日

今週の1週間(4月21日から25日)

今週は、初夏を思わせる1週間だった。

4月21日(月曜日) 午前中は労働委員会。不当労働行為の審査事件。審査事件の場合でも、将来の労使関係を見据えた協議ができる関係の構築を目指した話し合いによる解決ができるのであれば、それが望ましい。そういう関係を期待する案件だった。昼はRCへ行く。その後、定款規定の見直しを検討する。午後は、長い時間がかかってようやく終了した事件の報酬額について、計算書と説明書を作るが、これがなかなか難しい。

4月22日(火曜日) 午前中は打ち合わせが2件。午後は拘置所へ接見に行く。その後、帰ってきて破産事件の記録を検討する。

4月23日(水曜日) 午前中は、相談が2件。午後は家裁へ行く。離婚調停事件だが、前回よりも相手の要求が高くなっており、解決が遠のく。夕方は、新しい事務員さんの歓迎会。

4月24日(木曜日) 午前中は書類の整理や電話相談などで終了。午後は法廷が2件。1件は簡裁控訴事件。終結して次回判決となる。もう1件は労働審判事件。3回目なので、調停が成立しなければ決定になるかどうかの瀬戸際だったが、結局調停成立でおわる。

4月25日(金曜日) 午前中は、民事事件が1件。相手方からの書面と証拠が前日午後に届き、ほとんど検討ができないまま期日を迎える。弁論準備期日で釈明を求めながら、次回までの準備すべき内容を決める。午後は労働委員会。あっせん事件で、あっせんの相手方(通常は雇用主側)があっせんに出るのか出ないのかはっきりさせない場合があることから、それへの対応策を検討する。無意味に時間をかけることは、事務を担当する事務局の負担にもなるので、どこかで線引きが必要となろう。、

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2014年4月19日 土曜日

花子とアン

 3月31日から、NHKの連続テレビ小説「花子とアン」が始まった。昨年の「あまちゃん」は、最初の方を見ておらず、秋からの分は、見ていなかったので、久しぶりになる。なんとなく朝、観てしまうという感じで観ることになる。

 初回も最初から観ているわけではなく、甲府の貧しい農家の子供のシーンからしか観ていないが、子役の子供の演技に感心したので、ついつい観たという感じである。それで次は最初から見ようということで、オープニングから見ると、いかにも「赤毛のアン」らしくて良い(「赤毛のアン」と言われればこういう感じ、というイメージそのままのオープニングになっていて、すごく安心できる(変な表現だが、そうという説明がぴったりだと思う。)。それにこれからの若葉の季節にぴったりだと感じる。
 姉さん被りが可愛かった子役の子も2週間で出番が終わってしまったのは残念だが、とりあえず、楽しい2週間だった。

 

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2014年4月19日 土曜日

今週の1週間(4月14日から18日)

4月も第3週目。桜も終わり、冬は完全に過ぎ去った気がする。裁判所も転勤などによる異動も終わり、落ち着いて来た時期になる。

4月14日(月曜日) 午前中は、労働委員会へ。翌日の事件の進行についての打ち合わせ。補充尋問の準備をする。昼はRCへ行く。RC例会での卓話は、不動産鑑定士の山崎先生のお話。多くの資料も用意していただき、不動産投資の対象先としての福岡市の魅力について話を伺う。地価が高い、賃料収入が高いということではなく、投資(ファンド)の対象となるためには、将来性が第一であること、その点では、福岡は東京に次ぐ投資対象だということである。、長期投資を前提とする話である。午後は、弁論準備期日が1件。

4月15日(火曜日) 午前中は、破産事件の債権者集会に管財人として出席。前会の集会から、あまり報告できることが無かった(要するに仕事をしていないということである。)。午後は、労働委員会で審問(裁判での人証調べと同じ)。労働委員会の事件では、書証が100号証を超える場合も多い。陳述書も量が多い。この事件もそのような事件で、準備が大変である。人証調べの予定は合計3時間で、集中証拠調べとなる(対象は計5名)。双方弁護士が代理人となているために、補充尋問をやらなくて済めばよいが、最終的に命令書を書く(当然だが、救済命令を出す場合と出さない場合がある。)立場からは、事実認定をどこまで書かなければいけないかという観点から事件を見るということになるので、聞きたい事実が、当事者の立場とは異なる。結局、4時間弱で終了。

4月16日(水曜日) 日弁連での民事裁判委員会のため、朝東京へ出発。一日がかりとなる。当委員会から提案である陳述録取制度についての検討が中心となる。ほぼ煮詰まって来たように思うが、新しい制度なので、もう少し詰めていきたい。

4月17日(木曜日) 午前中は、今週3度目の労働委員会へ。来週に期日は入っている事件の進行について事務局と打ち合わせる。和解が相当と考えられる事件なので慎重に準備したい。午後は、今日から働いてもらう事務員さんと雇用条件の確認。よろしくお願いします。破産管財事件での報告書の準備を進める。5時過ぎから、福岡地方裁判所本庁民事部との民事手続に関する協議会実施ための作業部会。6月に軽微な物損交通事故事件が増えているということもあり、そのような事件での処理をテーマとすることが決まる。なお、裁判所側の出席者も新メンバーとなってかなり入れ替わる。裁判所から事情説明書が添付されていない場合が多い(感覚的にはほとんど提出されない)という話があり、驚く。

4月18日(金曜日) 今日は、当初の予定が変更になったため、昨日からの続きの作業を行う。4時45分から裁判所で刑事事件(裁判員裁判事件)での打ち合わせを行う。被告人が5人の事件であり、結局、分離して行われることになる。基本的に自白事件なのだが、裁判員にわかりやすい事件の説明をどのように行うかが、次回までのテーマとなりそうである。

 



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2014年4月11日 金曜日

今週の1週間(4月7日から4月11日)

今週までは先週と同じで忙しくない1週間となる。

4月7日(月曜日) 午前中は、来週の日弁連の民事裁判委員会の分を整理する。午後は、RCへ行き、その後も午前中の続きをする。夕方に相談が1件。その後少し、受け取った資料の整理を行う。

4月8日(火曜日) 午前中に初回の法廷が1件。債務の内容は相手(本人)も争わず、支払方法を決めるだけだったので初回の法廷で、相手本人と話をして和解する。できるだけ早い時期から返済を始める方が、支払意思も定まって良いので、初回の支払いを4月末にする和解となる。事務所に戻って、昨日の続きをやる。午後は日弁連の準備ではなく、前日貰った資料を読み直す。企業間の販売元帳とそれに関する契約書なので膨大な量になっていて大変である。

4月9日(水曜日) 午前中は昨日の続き。午後は、F弁護士が4年越しの事件で和解へ行く。最終準備書面も書いたので判決になると思っていたが、和解となる。和解なら控訴が無いので和解が成立して良かったと思う。午後は相談が1件。

4月10日(木曜日)午前中は労働審判事件が1件。2回目の期日だったが、1時間30分かかって、調停案が出される。午後は相談が2件で終了。月曜日から取り掛かっている事件の目鼻がつくようになった。訴状で20枚くらいになりそうである。

4月11日(金曜日) 午前中は昨日の続き。午後は労働委員会へ行く。こちらも命令書の検討のため、少し時間を取られる。とにかく、なんとなく終了した1週間だった。

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2014年4月 6日 日曜日

先週の1週間(3月31日から4月4日)

ブログを書くのが日曜日になってしまった。このため、今週の1週間が先週の1週間になってしまった。
週末をはさむと、つい先週のことが大分昔のことになってしまう。

 気を取り直して、3月31日(月曜日)のことから。弁護士には転勤や移動ということがないので、年度末は比較的ひまである。この点が裁判所や検察庁と違うところである。裁判官の転勤、移動のため、この時期は法廷が入らないことが多い(裁判官は移動にならなくとも、担当書記官に移動があるため、同じように法廷が入りにくい場合もあるように思う。)。
 そういうことで、宿題になっている事件、積み残したままの事件に取り組む。しかし、積み残した事件はそれなりの理由があるもので、それに取り組むには気持ちが高まらないことがある。
 とりあえず、この日は期日が迫っている事件の証拠つくりで一日が終わる。

4月1日(火曜日)今日も昨日と同じで、期日の迫っている事件の記録を読み直す。午後は相談が1件。

4月2日(水曜日) 午前中は打ち合わせが2件、午後も2件あった。4日が初回の事件で答弁書が出される。訴状は20枚、甲号証が46という訴状に対し、答弁書は1枚。被告に弁護士がついていないのでしようがにとはいえ、内容のない答弁書(事実は全部争うという内容)に少し力が抜ける。

4月3日(木曜日) 明日の労働委員会での命令書の原案の検討を行う。労働委員会の命令(棄却も含まれる。)は、事実認定や法令の適用など20枚を超えるものであり、じっくり読むにはかなり時間がかかる。午後は、日弁連の委員会での討議の対象となる陳述録取制度の提案について、検討する。夜は、退職した事務員さんの慰労会。

4月4日(金曜日) 午前中は、法廷が1件。午後は労働委員会。午後の労働委員会は6人の公益委員で3時間みっちり議論する。委員が6人もいるとそれぞれの委員の視点が少しずつ違うので、なるほどということが多い。、その後、別の事件での陳述書の作成の準備をする。
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